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そもそも「企業」とは何か、からまずお話してまいりましょう。企業とは、会社の形態の一種であり、株式会社や合同会社などの種類が挙げられます。通常は一番上に代表取締役や代表執行役などがいて、その下に一般の取締役や社員などが所属します。周りには、社内監査役や会計監査人、外部監査役などが監視するように取り巻いており、代表取締役などのワンマン経営などを未然に防ぐ役割を果たしています。

会社は通常営利法人であり、外部などから資金を集め、それを用いて利益を獲得することが目標となります。そして、利益を上げると、分配や配当という形で、資金提供者へと還元させるようになります。そのため、会社が自己の利益を優先させるための不正などを防ぐことが大切であり、先ほどの監視する機関が重要になってきます。

関係する法律としては、会社法や商法、金融商品取引法などがあり、これらに違反する行動は無効となります。また、社内にも定款とよばれる独自のルールが存在しますが、定款を守っていても法律に違反すると、それも無効になります。
日本の会社において、テレビやニュースでよく見聞きするような有名で大規模な会社というのはほんの一握りであり、99パーセントの会社は中小法人です。そのため、実質的には中小法人の活躍によって、日本の産業は支えられているともいえます。